子供と楽しむ味噌作りの会

こんにちは!香です。(https://www.instagram.com/kaori.mms)

今年の冬は前触れどおり本当に寒いですね。

今回は寒い冬ならでは手仕事について紹介します。

先週末、今年で3回目になる味噌作り会に参加しました。

味噌づくりを始めた経緯

友人に「味噌作りの伝道師」のような子がいます。

彼女とは、「母親クラブ」で出会いました。

育休中に入って良かった地域の「母親クラブ」

ある日の母親クラブで、彼女が小さなタッパーに一人分ずつ小分けにして、手前味噌を持ってきてくれました。

それは、何年か前に漬けた熟成味噌ということで、ちょっと濃い目でしたが、それがキュウリによく合い、とてもおいしかったことを覚えています。

すっかり虜になった私たちは、彼女の声かけもあり、その冬から味噌作り会をスタートしました。

彼女は男の子2人のママで、医療従事者としても働きながら、ワンオペで家事もこなすというたくましさ。

それでいて見た目は華奢で、性格は柔和でフレンドリー。

すぐに人と仲良くなれるコミュニケーション力は才能と呼べるレベルです。

だからこそ、年々味噌作りの輪が広がっていくのです。

1月~3月にかけては、毎週末味噌づくりの手伝いをしている様子。

それをいかにも楽しそうにこなすのですから、彼女のパワフルさには本当に感心します。

グループで味噌を作ることのメリット

そんな伝道師の彼女が、麹や大豆の手配から立ち会いまでしてくれるので安心です。

本来なら、子連れで集まってワイワイやりたいところですが、このご時世なので3グループに分け、なるべく少人数・短時間で終了するよう友人たちがスケジュールを組んでくれました。

この味噌作り会は、私にとって大切な年間行事のひとつになりつつあります。

前日に大豆を浸水していくことを除いて、圧力鍋があれば味噌作りの工程は1時間程度で終わります。

それでも、グループで行うことに多くのメリットがあります。

  1. 子育て仲間に会える
  2. 子供たちの成長が見られる
  3. 保育や片づけがスムーズ
  4. 道具の貸し借りができる

①子育て仲間に会える

母親クラブに所属していたのは、過去の話になりました。

それでも、その時の縁でつながった友人たちと今でも年に数回会う機会があります。

中でも味噌作り会はおおよそのメンバーが集まり、手を動かし作業する点でまるで母親クラブそのもの。

活気と懐かしさのある中で、互いに近況報告情報交換をしているうちに気づけば味噌作りが終わっています。

これが実に楽しいのです。

②子供たちの成長が見られる

私たちがであったとき、子供たちはみんなオムツをしていました。

お座りができるようになったばかりの次女をはじめ、ヨチヨチ歩き始めのおともだちばかり。

3~4歳の今となっては、それはそれはみんなお姉さん、お兄さんです。

おしゃべりして一緒に遊んでいる姿を見ると、しみじみ成長を感じます。

味噌作りにおいても昨年はできなかったことが上手なっているなど、一年の成長が見られます。

おしゃべりできないときから一緒

③保育や片づけがスムーズ

グループの場合、手が空いているものが子供たちを見る洗い物を進めるということができます

家で一人だと子供がぐずり始めると作業の手を止めなければなりません。

片づけは後回しになり、あちこちが中途半端な状態になりがりです。

でも、友人の助けがあれば大丈夫。

ママたちは保育も家事もプロ並みです

お互いが相手に気を遣わせることなくカバーし合っていて、気持ちの良い空間です。

それに、子供同士で遊んでいてくれるので、ぐずることもあまりないのです。

④道具の貸し借りができる

しまった!ボウルを忘れた!(私です)

そんなときも大丈夫。

友人がすぐに貸してくれました(笑)

家にも小さなボウルしかないわたしにとって、5キロ分のゆで豆をキャッチできる大きなボウルを持っている友人はありがたい存在です。

そして毎年圧力鍋も借りています。

普通の鍋でも代用できますが、圧力鍋は圧倒的に作業時間が短く、ゆで加減の見極めがしやすいということです。

5キロの豆を煮るのに、3口コンロに3つの圧力鍋をセットして同時にゆで上げます。

こうして書いていると、いかに自分の味噌作りが人の手を借りまくっているのかわかります。

場所も…、お借りしてます。

子供も楽しい味噌作り会

ゆであがった豆からもうもうと湯気が上がり、ふくよかな香りが漂います。

瞬間、子供たちも興味津々目を見張り、感嘆の声を上げました。

そしてここからが子供らの出番

粗熱が冷めたら、豆を細かくつぶしていきます。

ブレンダーを使うと滑らかなこし味噌に、豆感のあるつぶ味噌がよければ子供たちの手作業がもってこいです。

大き目のジップロックに入れて、足で踏み踏み。

ミイ
ミイ

あったかーい。きもちいい~

すー
すー

たのしい!

楽しそうにやってくれました。


伝道師の友人の見極め元、塩切り麹とつぶした豆をゆで汁と混ぜてタネは完成です。

両手の平サイズの味噌団子をこしらえたら、ポンポンと保存容器に投げ入れていきます。

これも子供たちは楽しんでやってくれました。

表面に塩でふたをして、ラップをしたら完成!!

手作り味噌の魅力

おかげさまで、今年の味噌作り会が無事に終了しました。

昨年も5キロ仕込み、9月に解禁、2月時点で丁度半分ほど残っています。

この分だと今年仕込んだ味が出来上がるころに、昨年分をちょうど使い切る予測です。

我が家の味噌の消費量、年間5キロ。

市販の味噌をちょくちょく購入していたときは、気付かなかった発見です(笑)

いや、おそらく我が家味噌になってから、消費量が増えました

おいしいので、毎晩一汁

味噌漬けの料理も増えました。

家族・友人へのおすそ分けにもちょうどいい。

子供たちも我が家味噌が大好きです。

一杯のごちそう

まとめ

今回は、「子供と楽しむ味噌作りの会」をテーマに書きました。

長女も我が家味噌になってから、味噌汁をよく飲むようになりました。

「自分も手伝った」というのがうれしいのでしょうね。

最近では味噌作りキットの販売、地域のイベントなどもよく見かけるようになりました。

手作りの波がきているのでしょうね。

もし少しでも興味を持たれたら、そうしたところから始めてみるのもいいかもしれません。

手作り味噌、おすすめです。

少しでも参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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