おはようございます!香です(https://www.instagram.com/kaori.mms)
今回は、先日お話しした幼少期から取り組める歯科矯正マイオブレースの続編です。
前回の記事を読んでくれた友人が興味をもってくれ、とてもうれしいです。
先の記事はこちらから。
幼少期から始める子どもの歯科矯正「マイオブレース」① 幼少期から始める子どもの歯科矯正「マイオブレース」②先週末カウンセリングと専門のトレーナーさんの元、初めてのトレーニングを受けてきました。
そこから長女ミイの歯並びの現状と課題、目標とするゴールが見えてきました。
お子さんの歯並びが気になっている方、マイオブレース治療に興味のある方の参考になればうれしいです。
マイオブレース診察当日の流れ
- 写真撮影 20分
- カウンセリング 30分
- アクティビティ 30分
①写真撮影
治療対象者は、6歳11か月の娘ミイです。
下の前歯1本が生え変わり、2本目がグラグラしているところです。
まず、いつもの治療台で横になり、口腔写真を撮ってもらいました。
それから、別室で上半身の正面・側面の写真撮影です。
②カウンセリング
それらの写真をもとに主治医の先生と話をしました。
娘の歯並びの問題点とこれからマイオブレースを実践して目指すゴールについて共有します。
質問があればこのときに。
気になる代金の内訳についても確認しておくと安心です。
子供の歯並びの現状と課題
歯科医院で上半身の写真撮影をするとは思いませんでした。
でも、これが実にいろいろな問題を浮き彫りにしてくれる手段でした。
問題点についてイラストにしてみました。
【気になる点】口を閉じたときに下あごに力が入る癖がある。梅干しのように下あごにしわが寄りがち。
【原因】下唇で口を閉じようとすること。
【対策】上唇で口を閉じるようにすること。舌を正しい位置に導き、上下のあごのアーチを大きくすること。
【理想】下あごの梅干しじわをなくす。口を閉じた状態でも口角が自然にあがる美しい口元へ
【気になる点】左右で肩の高さが違う。左右で頬のふくらみが違う。
【原因】奥歯の噛み癖が左右で異なること。口腔内の大きさが左右で異なること。
【対策】マイオブレースで口腔内のバランスを整えること。正しい姿勢について学ぶこと。
【理想】左右で偏りがない状態。見た目に美しく、身体的負担のない姿勢。
【気になる点】肩の延長線上に耳がこない。
【原因】頭部が前傾していること。猫背気味。
【対策】悪い姿勢のときに写真を撮り、客観視する。正しい姿勢を知る。
【理想】肩の延長線上に耳がくる。見た目に美しく、身体的負担のない姿勢。
【気になる点】太ってないのに、顎だけもったりしている。
【原因】舌の位置が正しくない。下顎が下がっている。
【対策】舌を正しい位置へ。顎のアーチを育てる。
【理想】すっきりとしたフェイスライン。
これらは日頃からなんとなく気にしていた部分でした。
でも、写真を前に先生から原因説明までしてもらうと理解が違います。
顔の左右差やもたついた顎の原因は、舌の位置、顎の大きさ、噛み癖にありそうです。
娘も一緒に話を聞くことで、これから始めるマイオブレース(シリコン製のマウスピース)トレーニングの意義を自分自身で確認できたのではないかと思います。
マイオブレース治療で目指すゴール
今回のカウンセリングで私が一番確認したかったのはココです。
始めた方が良さそう!という一心で申し込みましたが、はてゴールはどこなんだろう?と疑問が湧いてきたのです。
先生の回答はこちら。
- 期間としては6か月~1年。
- 下の前歯4本が生え変わり、上の前歯1本が生え変わる頃にどれだけ上顎のスペースを広げられているかがポイント。
- 上顎と共に下顎も広げるのが理想。
ここでまだ上顎のスペースが不十分となれば、次のステップ(装置を使った矯正)を考える。
とのことでした。
長くて1年ということで、意外と短期間だと思ったのですが、これが親子で集中して取り組める最適な期間ということで納得です。
これからマイオブレース治療を受ける方へ
顔や身体の左右差は、誰しもあることだと思います。
気にしすぎると子供に不要なコンプレックスを植え付けかねません。
それでも、可能な限りアンバランスな要素を取り除いてあげることで、その子の人生がより健やかなものになるのではないでしょうか。
我が家の場合、娘の姿勢の悪さも気になってましたが、その原因も歯並びにあるかもしれないと気付けました。
また、どちらが先ということでもなく、歯並びと姿勢、相互が影響し合ってさまざまな問題を引き起こしているようでした。
マイオブレースは総合的に健やかな成長をサポートしてくれる治療だと期待しています。
今出会えたことに感謝して、前向きな気持ちで取り組んでいきたいです。
カウンセリングを受けるとき、以下の点を気を付けました。ご参考までに。
- 夫も同席して共通認識を持つようにする
- 先生の話をメモして振り返るようにする
- 事前に質問をメモしていく
家族そろって医師の話を聞き、現状の問題点と目指すゴールを共有することは大切です。
また、カウンセリングの内容はメモしておくと安心です。
聞いただけではすぐに忘れてしまったり、家族間で記憶違いが生じたりしがちです。
まとめ
今回は我が家の長女が始めたマイオブレース矯正のカウンセリングについてお伝えしました。
一人一人、始める時期や状況によって目指すゴールは異なると思いますが、少しでも参考になればうれしいです。
小さな子供がトレーニングなんてできるだろうかと不安になります。
生まれた時から反抗期のミイなので、さらに不安は募ります。
でも、まだ小さいからこそ取り組む価値があります。
不安は多々ありますが、親も学ぶ気持ちでまずは始めてみました。
課題をこなしていくことで、着実に美しい歯並び、さらには顔立ちと身体に成長することが期待できます。
1回目のトレーニングの様子については次回の記事でお伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございました。