おはようございます。香です。
先日は月一の子どもの歯並び育成トレーニングの日で、いつもの大久保歯科さんへ行ってきました。
今回で3回目になります。
歯並び育成トレーニング「マイオブレース」については、過去記事もご参考ください。
幼少期から始める子どもの歯科矯正「マイオブレース」①今回の記事では、お子さんの歯並びが気になる方に向けて「ポッピング」の大切さと、意外と子どもはできないことについて、素人目線でなるべく分かりやすくお伝えしたいと思います。
ポッピングとは、簡単にいうと上あごに舌の上部全体を引きつけてから、弾いて音を出すことです。
上手にできると「タン!」と明るくはずんだ音が出ます。(音の表現がとても難しいです。)
これが舌の筋肉トレーニングに役立つそうで、今回の娘の課題となりました。
なぜ歯並びトレーニングにポッピングが必要なのか?
無関係なようで、実はこれが矯正に頼らない子供の歯を作る上でとても大切になってきます。
①上あごを押し上げる力がないので、上あごが育たない
⇒上あごのアーチが育たないと、歯がきれいに並ぶための十分なスペースが育たない
②舌がうまく使えず、舌足らずなしゃべり方になる
③モノを押し込む力が弱く、飲み込みにくい
⇒食事に時間がかかりすぎる
⇒誤嚥の可能性も高くなる
つまり、舌の筋肉アップこそが良い歯並びのために必要で、ポッピングが有効になってきます。
逆に、ポッピングができない=舌の筋力が弱い。といえそうです。
トレーナーさんからポッピングの話を聞いたとき、私は思いました。
そんなの簡単!うちの子だってきっとできる。
ところが・・・・・。
できないものなんですね、これが。
できる身からすると、説明するのも戸惑うのですが、できない子からすると、途方もなく難しくて仕方ないといった様子。
歯医者さんでは恥ずかしくてできないのかと思ってましたが、家でやってみてもできませんでした。
「ペチャ・・・」
なんだか潰れたような、元気のない音です。
上あごに舌を引き付けて・・・の、「引き付ける」ところがミイには難所のようです。
舌のチカラがない。それが、ミイのスタートでした。
でも、大丈夫。(と、自分に言い聞かせます)
なんでも練習あるのみ!
1週間もポッピングを続けると、少しずつですが、弾んだ音が出るようになってきました。
まだまだ、唾を飛ばす母さんほどの勢いはありませんが、彼女なりにコツをつかんできたのかもしれません。
練習といっても、ごはんのときに声をかけて何回かやってみるだけです。
そのときは、できるだけポジティブな言葉をかけるようにします。
前よりずっと良くなってきたね!
また、ポッピングがどうしても難しかったり、より小さい子だったりには「ラララ」で歌う練習も効果的だそうです。
ランラララン♪♪♪
4歳の次女すーにとっても取り組みやすく、楽しいトレーニングです。
たしかに「ラ」の発音は舌を上あごで弾く動きをするので、リズミカルに動かし続けることはとてもいい舌のトレーニングになりそうですよね。
また、この日の歯医者さんでは、下の奥歯にかぶせるためのキャップを作ってもらうことになりました。
後ろに下がり気味な娘の下あごを、下の歯に高さを出すことで口内サイドの空間を広げ、かみ合わせを改善するのが目的です。
こうした家庭内では手が出ない部分までサポートしてもらえるので、専門医の元でのトレーニングは安心です。
今回は、小2長女の歯並び育成トレーニングの課題の一つ「ポッピング」についてお話しました。
大人からすると「簡単だろう」と思うことも、子どもにとっては意外と難しいことがあります。
先生のお話では、ポッピングができない子は意外と多いそうなので、ぜひ親子で一度お試しください。
「マイオブレース」について、もしご興味のある方は、お近くの認定医院を訪ねてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。