幼少期から始める歯科矯正マイオブレース。6か月目の記録

おはようございます。

お久しぶりになりますが、今回はマイオブレースのお話です。

7歳の長女が開始してから7回に渡ってレポートしてきたマイオブレースですが、この度6か月目の区切りを迎えました。

今回は最終回のレポートをお送りします。↓前回記事はこちら。

幼少期から始める歯並び育成「マイオブレース」。3か月目の子どもの記録

月一通いはこれで終了。今後の見通しと目標。

マイオブレースは幼少期から取り組む歯並び育成トレーニングです。口腔内の筋力トレーニングと併せて、マイオブレース(シリコン製のマウスピース)を夜寝るときと日中1時間装着することで、顎の発達を促し、良い歯並びへと導きます。

この日は、6か月目となるひと区切りの日。今、不安に感じていることを事前にまとめておきました。

  • 子どもがマイオブレースを正しく使えているか
  • 子どもの上あごの成長はどうか
  • 今後の見通しについて

各質問に対しての回答は下記の通り。

ミイ
ミイ

マイオブレースの着け方は正しい?

トレーナーさん
トレーナーさん

下あごに力が入る癖がまだあるから、上唇から口を閉じるように気をつけようね。マイオブレースを付けるときは、必ず上唇伸ばし鏡を見ながらやってみてね。

この半年、時々のおさぼりはあれど、ほぼ毎晩マイオブレースを装着して寝ていた長女ミイ。

がんばっていますが、親としては装着時の下あごの力みが気になっていました。

装着時、下あごに梅干しのようなしわが寄ります。まだ下あごに力が入ってしまうので、トレーナーさんのアドバイスに従い今後もトレーニングを続けていきます。

マイオブレース治療開始。子供の歯並びの今とこれから
ミイ
ミイ

上あごの成長はどうですか?

歯医者さん
歯医者さん

まだ判断しかねます。でも、下の歯のねじれは解消されてスペースが広がっているのが分かるので、上あごも期待できますよ。次回またレントゲン写真で確認してみましょう。

当初の最終目標だった上あごの成長について確認しました。ミイの場合、歯の交換が遅く、上あごの成長度合いを正確に判断できる時期ではまだないようです。

それでも確かに、乳歯2本が交換済の下の歯並びはよくなってきており、その効果は上あごにも期待できるとのこと。ただし、十分なスペースの確保には不安があるため、上の歯の交換期が来たら、上あごの横幅を広げる取り外し可能な装置を準備したいとのお話でした。

ミイ
ミイ

今後の見通しについて教えてください

トレーナーさん
トレーナーさん

これからは、3か月に一回のペースで状態の確認をしていきます。おうちでのトレーニングとマイオブレースは続けてくださいね。

実はこの日、最終日にしてようやく本来のマイオブレースを頂きました。これまでミイは、幼児用の小さめなタイプを着けていました。小柄で、口が小さいためかと思います。今回から一回り大きな青色のマイオブレースになり、装着を確認してもらい、家に持ち帰りました。

ミイはまだ新しい大きさになれず、悪態をつきながらも取り組んでいます。

左:始まりのタングトレーナー、中央:以前のマイオブレース、右:今のマイオブレース

歯並び育成トレーニングを6カ月やってみての感想

一区切りとなる6か月を終えての感想は大きく分けて4つです。

  • 家での取り組みが何より大切
  • 気になることは自分から聞かないと教えてもらえない
  • 横顔、歯並びは良くなってきたと感じる
  • 意外と費用がかさむ
  • 子どもは柔軟性がある

●月一で歯医者へ通いましたが、トレーニング自体は15分ほどなので、トレーニングの内容をいかに自宅で再現できるかが最大の課題です。そのために親も動画で勉強する、声掛けをする、励ます、やる気を出させる、など親子の共同作業で進めていかなければなりません。

●印象として、トレーナーさんはあくまでもスケジュールに沿ったトレーニングを教えてくれる存在です。もし不安な点があれば、親が聞いてアドバイスをもらいます。トレーナーさん以上に子供と一緒にトレーニングしているのは親なので、当然といえば当然のことなのかもしれません。経過の写真も希望すればもらえます。

●トレーニングの結果、娘の横顔や歯並びが良くなったと感じます。まだ時々お口ぽかんや顎のもたつきは見られますが、注意すれば本人も気をつける意識がつきました。子ども自らの意識づけは、定期的に歯医者さんで見てもらってきたことが大きいと思います。

●初期費用として払った22万円の他に、毎回診察費や内容によって5,500円〜8,500円かかります。事前に説明は受けていましたが、自費診療の請求額はやはり高いものだと実感しました。さらに次のステージに進むことを考えると、今後も治療費はかさみそうです。(費用は歯医者さんによって異なると思うので、確認してください。)

●始めた当初は小ぶりなタングトレーナーさえ吐き出しそうになっていたミイですが、今では落ち着いて自ら大きなマイオブレースを口内に装着することができます。できなかったポッピングや飲み込みのトレーニングも回数を重ねるごとに上手になっていきました。昨日までできなかったことが今日はできる!状態で、子供の柔軟力にあらためて感心しています。

子どもの歯並び育成トレーニング。ポッピングで舌の筋肉を鍛えよう

マイオブレースを迷っている方へ

もし「マイオブレース」に興味を持たれた方は、お近くの認定医を探してみてください。

ちなみに私は、つくば市大曾根にある大久保歯科さんにお世話になっています。

大久保歯科さんで実践されているマイオブレースは、歯科の枠を超えて、子育てに役立つ知識を親が学べるプログラムになっています。

親子をつなぐ「傾聴力」。子育てプロのアドバイス

最後に

今回は小2長女のマイオブレース体験記、8回目をお届けしました。

過去記事はキーワード「マイオブレース」で検索してみてください。

今回2ヵ月ぶりのレポートになってしまったのは、歯医者への付き添いを2度も母に代わってもらったためです。どうしても仕事の都合がつかず交代してもらったわけですが、やはり親自身が行くことが大事だと痛感しています。トレーナーさん、歯医者さんと状況を確認し合うことも親の大切な役割といえます。

月一通いは終了しましたが、今後の経過についても折をみて報告していきます。

この記事が少しでも参考になればうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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