おはようございます!香です。
年々、この時期になると花粉症かも?と思うようになりました。
でもまだ違う、と言い聞かせて毎年春を迎える2月後半です。
さて、今回は子供の歯についてのお話です。
こどもの乳歯が生えてきたころは、いかにしたら嫌がらずに歯磨きさせてもらえるかに必死でした。
それがだんだん、歯並びの方に注意が向くようになってきたのはいつ頃からだったでしょうか。
皆さんは、お子さんの歯並びについてお悩みはありませんか?
もし、本格的な矯正治療の前にできることがあるなら、試してみたいと思いませんか。
そんな方に、私たち家族がこれから取り組んでいく「マイオブレース矯正」の実体験をお伝えしていけたらと考えています。
そもそもマイオブレース矯正ってなに?
マイオブレースについて、私も今の歯科医院と出会わなければ、きっと知らないままでした。
詳しく知りたい方はオフィシャルページをご覧ください。
私は専門家でもないので、説明するにも至らない点だらけかと思います。
ひとりの保護者目線でお伝えしますので、よろしければお付き合いください。
従来の歯列矯正は、大人の歯に生え変わってからスタートさせるものですが、マイオブレースは5才~12才が適正期間とされています。
歯並びが悪くなる原因は遺伝的なこと以外に、日常の子どもの悪い癖が影響しているといいます。
その悪い癖を取り除きながら、一日短時間マイオブレース(シリコーン製のマウスピース)を装着することで、口周りの筋肉の機能が育成され、あごの骨が成長し、結果として歯並びが改善されるというものです。
具体的な治療法として、家庭では親が、歯科では専門のトレーナーが、子供に以下のことを身につけさせます。
- 鼻呼吸
- 安静時の正しい舌の位置
- 正しい飲み込み方
- 唇を閉じた姿勢
歯並びに影響する悪い癖ってどんなもの?
普段何気なくしているあれやこれが歯並びに悪い影響をもたらします。
- お口ぽかん
- 舌足らずなしゃべり方
- いびき、歯ぎしり
- うつぶせ寝
- ほおづえ
- 下唇を噛む
などなど・・・。
これらが原因で歯並びが悪くなるというより、歯並びが悪い(顎が正しく成長していない)から、これらの症状が出てきやすい、といったところかもしれません。
うちの子たちも、これらの症状に当てはまることが多く、気になっているところではありました。
マイオブレースを始めたきっかけ
もうすぐ7歳になる長女ミイですが、下の前歯1本が大人の歯に生え変わり、もう一本がぐらぐらし始めた段階です。
これは、平均よりもゆっくりめのスペースだそうです。
ただ、マイオブレースの開始時期としては適正ということで、来月から本格的にスタートします。
私たちが娘の歯並びを必要以上に気にしているには訳があります。
マイオブレースの歯科医院との出会い
ミイが2歳の誕生日に事件がおきました。
誕生日プレゼントにボールプールをあげました。
その晩、寝室へ向かう階段の途中で、ミイは転げ落ちました。
まだ四つ這いで階段を上がっていたころです。
見ると、両の手にボールプールのボールを握りしめていました。
そのせいで滑ってしまったのでしょう。
大きなケガはないようだと安心したのもつかの間です。
ミイの上の前歯1本がすっぽりと抜け落ちているではありませんか。
なんという悲劇。
生えそろったばかりだったのに。
時刻は夜21時。
救急に電話するも緊急性がないから、と請け負ってもらえませんでした。
また、対応できる歯科の先生も駐在していない、と言われました。
絶望的な気持ちでしたが、翌日に一縷の望みをかけ、抜けた歯は牛乳に浸しておきました。
翌日も祝日で開院している歯医者さんを探すのに苦労しました。
ようやく見つけ、すぐに診察してくれると言ったのが、今通っている歯医者さんです。
藁をもすがる気持ちで、ミイと抜けた歯を連れて来院しました。
レントゲンの結果、神経には異常がなく、大人の歯は問題なく生えてくるから安心して良いと言われました。
ただ親としては、一番目立つ前歯がスキッ歯なのが気になります。
義歯でもいいから処置してもらいないかと聞きました。
歯医者さんの見解では、子どもに義歯はおすすめしないということでした。
固定することで、あごの健全な育成が阻まれるという理由からでした。
そんなわけで、こちらで定期的に経過観察をしてもいながら、これまでミイの歯を見守ってきました。
結果として、すきっ歯の部分は目立たなくなりました。
成長するにつれて、抜けた歯の空間を埋めるように両隣の歯が動いてきたからです。
でも、それは逆にいうと、次の大人の歯が生えてくるスペースがほとんどないことになります。
このままだと、とんでもなく互い違いな前歯になること必至です。
そうした心配について定期健診時では都度伝えてきました。
歯医者さんではいつも、あごのスペースを広げることが大切、と回答されました。
前歯でかぶりつかせる、固いものを食べさせる、など。
また、1本目の歯が抜けた段階で「マイオブレース」を取り入れていくことを提案されました。
そんなわけで、2歳の事件をきっかけに今の歯医者さんに出会い、マイオブレースを始めることになりました。
我が家のような事例は稀であってほしいものですが、お子さんの歯並びについて不安があるなら、一度検討してみる価値はあります。
調べてみると、マイオブレース矯正を取り入れているのは私の住む茨城県で5院のみ。
つくば市で2院という少なさです。
歯科医院が飽和状態と言われる中、驚異の少なさです。
それには、マイオブレース専用のアクティビティールームがあること、専門のトレーナがいることなどの基準をクリアしないと認定医院を名乗れないからのようです。
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まとめ
長くなってしまったので、次回につづけます。
次回はマイオブレースのメリットや具体的な流れについてお伝えできればと考えています。
2歳の誕生日に歯が抜ける、という事件がなかったとしても、うちの子たちは歯並びに問題がありそうです。
夫も歯並びにコンプレックスがあること、次女スーも過蓋咬合を指摘されていること。
姉妹ともに将来的に歯科矯正は避けて通れない道といえます。
早い時期から歯並び育成を始めて、ワイヤー矯正の負担を減らせることを期待しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。