【イラスト紹介】大切な人を心のこもった会でおもてなし
こんにちは!香です。つくばで子育てと仕事をしながら絵を描いています。
8月、夏真っ盛りですね。
この暑さですから、外遊びも難しく、気軽にショッピングモールにも行けないこのご時世。
楽しみにしていた従弟たちの帰省が今年もまた見送りになり、我が家の娘たちもストレスを抱え気味です。
ともすると、お休みの日はDVD頼みになりがちで、なんとかせねばと思い立った作戦がこちら。
「パーティーをひらこう!」です。
いったい何の?と思いますが、理由は何でもいいのです。
我が家の場合、8月は近くに住む母の誕生月なので名目は「母の誕生会をひらこう」でした。
何もなければ「〇〇家のホームパーティー」として、計画スタートです!
パーティー計画から得られることは?
はじめに、この計画のねらいをお伝えします。
いつも何気なくやっているホームパーティーも目的があれば、より達成感が増しますよね。
- 人に喜んでもらうために工夫する力を育む
- 楽しみながら思いやりの心を学ぶ
大そうな目的を掲げましたが、やることはいたって簡単、子どもと楽しみながらできちゃいます。
我が家の方法と、それがなぜ目的に叶うものなのか、ご紹介していきますね。
全てはパーティーの準備から
結局のところ、パーティーがうまくいくかどうかは準備段階で決まってきます。
- パーティーの計画を立てる
- パーティーで使うものをつくる
- パーティーを楽しむ
みなさんは、いつもどんな風にホームパーティーをしていますか?
例えば家族のだれかが誕生日なら、その人の大好物とケーキを食卓に並べ、拍手でお祝いでしょうか。
その計画を立てるのは誰ですか?
多くの場合「お母さん」ではないでしょうか。
我が家もずっと私が主体となり、家族の記念日には頭の中で描いた段取りをひとりでこなしていました。
買い出し行ったり、料理したり、飾りつけしたり…。
子どもが小さかったというのもありますが、これはしんどいです。
そしてたいてい、自分の段取り通りにいかず、夫に小言をいい、疲れだけが残る結果になったりしていました。
そうした反省点については、過去の記事でも書いています(笑)
女の子の誕生日はサプライズドレスを用意しよう一人で計画して、一人でこなそうとするからうまくいかないんですよね。
今や子どもたちも3歳と6歳。
しっかりと自分の言葉で自分の気持ちをお話することができます。
だから、まず相談してみます。
もうすぐおばあちゃんの誕生日だということ、どんな風にお祝いしたらいいか、ということを。
1. パーティーの計画を立てる
そうして、出来上がった計画がこちら。
こんな風にパーティーをお知らせするポスターを作ります。
こうすれば、事前に参加者へお知らせするときも便利ですし、開催中もプログラムにそって動くことができます。
実際、完成したポスターを母にメールで送ったところ、「楽しみ♡」という返事が返ってきました。
ただ文章で伝えるより、ワクワク感が増すこと間違いなしです。
2.パーティーで使うものをつくる
今回、パーティーのために準備したものはこちらです。
- コップ
- ランチマット
- ケーキ
- プレゼント
- かざりつけ
けっこうあるな、と思われるかもしれませんが、2時間くらいあれば準備できました(ケーキは市販品です)。
コップ
用意するもの
- 紙コップ
- ペン
作り方:紙コップにペンで絵や字をかく。
おばあちゃんの わらった かおを かいたよ。
紙コップに直接描きにくかったら、色画用紙に描いてから糊で はってもいいね。
ランチマット
用意するもの
- 色画用紙
- マスキングテープ
作り方:マスキングテープをすきな模様になるよう色画用紙に貼る。
マスキングテープがなければ、色画用紙や折り紙を好きな形に切って色画用紙に貼ってもいいね。
ケーキ
用意するもの
- ロールケーキ1本(市販品)
- フルーツミックスの缶詰
- 包丁
作り方:①ロールケーキを人数分きって、一つずつお皿にのせる。
②くだものをかざって出来上がり。
余裕があれば、手作りのスポンジやクリームの泡立てに挑戦してみてもいいね。
ちなみに、今回のロールケーキはご近所の「コートダジュール」さんにて買いました。
子供たちも大好きな逸品、お取り寄せもできます♡
果物(しかも缶詰)を添えただけですが、カフェスイーツのような仕上がりになりました!
プレゼント
似顔絵入りのお手紙を作りました。
用意するもの
- 紙
- 色鉛筆やペンなど
作り方:①贈る人の顔をよく思い出して紙に描く。
②空いているところにメッセージを書く。
おばあちゃんに おてがみ かいたよ。 よろこんで くれると いいな♡
おばあちゃんに ティラノサウルス かいたよ。
あ、次女は似顔絵じゃなく恐竜を描いていました…。
要は心を込めて描けばなんでもよし(笑)
飾り付け
用意するもの
- おりがみ
- テープ
わつなぎの作り方:①細く切った折り紙を輪にしてテープで貼る
②輪に次の折り紙を通して順につなげていく。
その他、リボンや宝箱、ハートなど好きな形の折り紙を作りました。
折り紙の本が一冊あるとレパートリーが広がりますよ。
|
以上です!
これらすべてを用意しなくても、どれか一つでもいいと思います。
相手のことを考えて、心を込めて取り組むこと、それがパーティーを楽しむことにつながります。
3.パーティーを楽しむ
ここまで準備ができたら、あとはパーティーを楽しむだけです。
子どもたちも自分たちが主体となって作り上げた感覚があり、積極的にその後の準備や参加をしてくれました。
母は、手作りの一つ一つに感嘆の声を上げ、とてもうれしそうでした。
パーティーの計画におもてなしの心がある
今回の計画や準備について、小学1年生の長女はほとんど一人でできました。
(私はやりたがりなので、夢中になって一緒にやっていましたが)
お忙しいお母さんお父さんでも、最初の声掛けさえすれば、子どもは楽しんでやってくれるのではと思います。
その方が親も後々はるかに手間がなかったり、パーティーを楽しめたりします。
さらに、このパーティー計画から、こどもは人に喜んでもらうために行動する力を養うことができます。
おばあちゃんの好きな色って何色かな?
どんなことをすれば、喜んでもらえるかな?
そんなことを自分の頭で考えながら、何かを作ってみる。
これは、お友達とかかわるときにも大切な力になってくれるはずです。
まとめ
今回は、「おもてなしの心を育む、こどもとパーティーの計画を立てよう。」というテーマでお伝えしました。
人は、自分が喜ぶことより誰かを喜ばせることにより多くの幸せを感じる生き物だといいます。
なんだか素敵ですよね。
だれかのために一生懸命に計画や準備をすることができれば、パーティーの9割は成功です。
大きなパーティーはしにくい状況ですが、お友達や家族、身近な人の笑顔のために、ちょっとした計画を立ててみてはいかがでしょうか。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。