小学校低学年におすすめの児童書「小さなおばけシリーズ」

こんにちは。香です。

今朝はうきうきとした様子で小1の長女が登校しました。

待ちに待った遠足の日です。

しおりを持ち帰った日から、リュックの準備を始め、指折り楽しみにしておりました。

お天気にも恵まれ、お弁当タイムも心地よく過ごせることでしょう。

入学してから行事らしい行事のなかった学校生活だったので、喜びもひとしおです。

さて、以前の記事でおすすめの児童書について紹介しましたが、今回もおすすめの本についてです。

小学校低学年の本選びおすすめ3選

皆さんは子供のころ大好きだったシリーズ本ありましたか?

私の場合、「こまったさん」や「わかったさん」シリーズです。

図書館で見つけては、ほくほくした気持ちで借りて帰った記憶があります。

各ストーリーについてはほとんど覚えておりませんが(笑)

夢中で本棚を探す気持ちは、そのまま本好きの道へと導いてくれたと思います。

我が子にもお気に入りのシリーズ本と出会ってほしい!

という期待をこめ、人気のシリーズ本を探してみました。

そこで見つけたのが、「小さなおばけシリーズ」(作:角野栄子 絵:佐々木洋子)です。

こちら1979年に始まったシリーズですが、私は子供時代に出会っておりませんでした。

そしてなんと今も最新刊(44巻)が出されているという、超ロングセラーシリーズ本です。

おすすめポイント
  1. 魅力的な登場人物
  2. ひきこまれるストーリー
  3. かわいい挿絵

魅力的な登場人物

主人公はおばけのアッチです。(他に「おばけのソッチ、コッチ」が主人公のお話もあります)

おばけといえど、白くてまあるい。

見た目に癒されちゃうおばけの男の子になっています。

もちろん、あっちはかわいいです。

でも私の押しは、ヒロイン的位置づけのえっちゃんという女の子。

お料理上手でとってもキュート。

海外ドラマのような、オシャマなセリフがなんともいえず、ツボです。

たとえば、こんなかんじです。

ねえ、アッチくん。ほしいときは、おどかしたって だめなのよ。

ええ、いいわ。おきゃくさまって、あたし、だいすきよ。

なんか、レトロかつ異国の香りがしませんか?

わたしはどうもこういう話し方に弱いみたいです。

村上春樹さんの小説に出てくる女性たちも、現実にはちょっといないような話し方なんですけど、そこがいい。

アッチとえっちゃん以外の登場人物も、それぞれ個性豊かで魅力的です。

お気に入りのキャラクターを見つける楽しさもありますよ。

ひきこまれるストーリー

私たちはまだ「おばけのアッチ」のお話を5冊読んだだけですが、どれもおもしろいです。

中でも一番のお気に入りは第1巻の「スパゲッティがたべたいよう」です。

【amazon】スパゲッティがたべたいよう (ポプラ社の小さな童話 6 角野栄子の小さなおばけシリーズ)

何度読んでもセリフがかわいいし、ストーリーがおもしろい。

先ほど紹介したえっちゃんの言葉が出てくるのも、この巻です。

リズミカルな文章で、もっと声に出して読み進めたくなる仕掛けがそこかしこにあります。

音読しても1巻15分ほどで読み終えることができます。

そして、読んだ後は必ず、ほわっほわの湯気がたったミートソーススパゲッティが食べたくなります(笑)

かわいい挿絵

佐々木洋子さんの描く絵のなんと温かく魅力的なこと!

もうすっかりファンです。

女の子、家、料理、どれもお話の雰囲気にぴったりです。

人はなぜ佐々木さんの絵に魅力を感じるのだろう。

人を惹きつける絵ってこういうものだと実感します。

ひとり読みを始めた子どもたちのために書かれているシリーズ本だけあり、ほとんどのページに挿絵があります。

見開きの絵のページもあるので、ときには絵画鑑賞だけの本時間にもおすすめです。

まとめ

以上、おすすめのシリーズ本のご紹介でした。

子どもが大人になったとき、小さいころ夢中で読んだシリーズ本を思い出してくれると嬉しいです。

小1の長女もすっかりはまって、毎週図書館で「小さなおばけ」のシリーズ本を探すようになりました。

おばけのソッチ」は小学校1年生とのことで、次はぜひ読んでみたいです。

大人になってからこうして珠玉童話に出会えるのも、子育て中の役得ですね。

子どもと読書の秋、楽しんでいきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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