私のInstagramサブアカウントの活用法

おはようございます、香です。

ひと月ほど前になりますが、私は父のInstagramを始めました。

父は7年前に亡くなったので、母の了承のもと私が勝手に運営しているに過ぎないのですが。

実家には父が遺した作品が数多く飾られています。

始めは遺品整理の気持ちからでしたが、これが意外にも自分の世界を広げるツールとなっています。

アナログなお父さん、お母さんを持つ方に教えたい、身近な人のInstagram運用がもたらす効果についてお伝えします。

↓父の作品より。

身近な人のInstagram運用がもたらす効果

父のInstagramを始めて気づいたメリットはこちらに尽きます。

  • 世界が広がる

身近な人のInstagramを始めて世界が広がるとは

ここで言う「世界が広がる」には2つの意味があると思っています。

外の世界と内の世界です。

外の世界が広がる訳

父のインスタグラムで投稿するのは、父の制作物です。

技法は彫刻、油絵、アクリル画。

画材はキャンバス、木材など。

モチーフの多くは、山、海、寺、仏像、愛犬、アジアの風景。

すると、つながる人々も

登山家、写真家、彫刻家、僧侶、愛犬家、建築家、アーティスト。

父の投稿には、なるべく英文もつけているので、外国の方も多いです。

私のイラストでつながる、子育てや絵本、ヨガ・ピラティスのフォロワーさんとは異なる世界が広がります。

父のインスタグラムのフィードに流れてくる投稿を眺めていると、「父」の空気を感じます。

内の世界が広がる訳

内とは、自分のことです。

フィードに流れる投稿から「父の空気」を感じると同時に、それらが少なからず今の自分を形作るひとつなんだと思うようになりました。

生前の父について、父の好きなものについて、私は全く知らなかったことに気づかされます。

山、海、寺、仏像、愛犬、アジアの風景

でもそういえば、山好きの父の影響でよく登山やキャンプに家族で行っていたことを思い出しました。

父が大学時代登山部だったこと、山の写真を多く撮っていたことも知りました。

物静かで優しく、一度として声を荒げたことのなかった父。

何か尋ねると「ふん、ふん、そうだねぇ」と穏やかに答え、注意する時は「こらこら」、おどろいた時は「どひゃー」だった父。

愛犬とソファに寝そべるリラックスした父の姿。

父の好きなもの、口癖や仕草まで、父のInstagramを運用していると鮮明に思い出すようになりました。

それは私にとって温かい記憶であり、自分のバックグラウンドを確認する作業にもなっています。

父のInnstagramを始めた理由

父のInstagramは、私のサブアカウントで運用しています。

父のInstagramを始めようと思った理由は、端的に言うと遺品整理でした。

父の作品を手のひらサイズのギャラリーに収めておけば、家族いつでもどこでも見ることができる

父も姉も喜んでくれるだろうし、母も片付けやすくなって助かるだろうと。

ところが、いざ撮影のために父の作品に一つ一つ触れているうちに、そのすばらしさにすっかり魅了されている自分がいました。

父は趣味で制作していましたが、そのどれもが手抜かりなく緻密に仕上げられています。

7年たっても色あせない、何度見てもはっとする美しさにあふれた作品ばかり。

今では「もっとたくさんの人に見てもらいたい。それだけの価値がある」と信じて投稿しています。

一つ後悔があるとすれば、父の生前からもっと父の作品に興味をもち、アナログな父に代わってInstagramで発表してあげていればよかったと思います。

↓一度私のnstagramでも紹介しました。

あなたが作りたい身近な人のギャラリーは何ですか?

だからもし、お料理好きなお母さん、お父さんがいるなら、食卓に並んだお料理の写真を撮ってInstagramに挙げてみる。気軽な記録感覚で。

そうするうちに、そのアカウントはお料理好きな人々が集う場所に成長していくでしょう。

それはお母さん、お父さんにとってもうれしいことかもしれないし、確実に言えることは、投稿写真のギャラリーを見返して、温かい気持ちになるあなたがいます。

私は今度、母が作った洋服を投稿するページを作りたいと考えています。

まとめ

今回は「身近な人のInstagramを始めたら、あなたの世界が広がる話」としてお伝えしました。

私は父のInstagramを始めたことで、新しく父と出会い、自分の再発見もしている気分です。ぜひみなさんも身近な人の記録を残すツールとしてInstagramを活用してみてください!

サブアカウントは意外と簡単に作れます。こちらのサイトが分かりやすかったです↓

お読みいただきありがとうございました。

何かしらのお役に立てばうれしいです。

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