こんには!香です。
今日は、子育て中におすすめのお菓子作りの本を紹介します。
お菓子作りが苦手でも、思わず作ってみたくなる、そんな魅力の詰まった簡単おいしい一冊です。
お菓子作りってハードルが高くありませんか?
わたしは、道具や材料の多さ、計量の正確さが求められるお菓子作りが苦手です。
でも、子どもに安心安全な、おいしいおやつを食べさせたいという気持ちだけは人並みにあり、たどり着いた本が、なかしましほさんの「まいにちおやつ」でした。
暮しの手帖から「まいにちおやつ」へ
なかしましほさんとの出会いは、愛読雑誌の「暮しの手帖」でした。
第64号(2013年)で「箱いっぱいのおやつセット」という記事があり、そこに登場する素朴でどこか懐かしさを感じさせるおやつの数々がなかしまさんのものでした。
当時はまだ子供も生まれていなかったのですが、読むたびに新しい発見のある「暮しの手帖」は、産後も読み返すことが多く、この記事に再会し、ああ、そうだ、なかしまさんの本を一冊買おう、となりました。
なかしまさんのレシピ本は数多くありますが、はじめてでも取り組みやすいことと、大好きなグラノーラのレシピが載っているという点で、「まいにちおやつ」(なかしましほ)を選びました。
シンプルでおいしい
この本の魅力はこれにつきます。
登場するおやつは、クッキーやチーズケーキ、ホットケーキ、プリンなど、普段のおやつで子供に食べさせたいものばかりです。
手づくりしやすいレパートリーもうれしいですが、材料選びやちょっとしたコツで、「さらにおいしい」が実現できるようになっています。
使用する材料はごくシンプルですが、なかしまさんのおやつの特徴として、オートミールや全粒粉、太白ごま油の登場が多いです。
買いなれない材料だったので、はじめこそハードル高く感じましたが、一度揃えてしまうと、普段の料理にも使いまわせるものばかりだということに気づき、今では常備しています。
計量は苦手ですが、材料がシンプルなのでややこしくなく、サクサクと作業をすすめることができます。
一番のお気に入りはグラノーラ
なかしまさんの代表メニューのひとつにグラノーラがあります。
これ、私も大好きです。
毎週末、一週間分の朝食用にグラノーラを焼きます。(最近、「暮しの手帖」の前編集長、松浦弥太郎さんも同じ習慣があると聞いて、喜んでいます。)
今となってはかなりの目分量で作っていますが、元は「まいにちおやつ」(なかしましほ)のレシピ、「きな粉グラノーラ」から始めました。
基本的に、オートミール、薄力粉、油、乳製品を混ぜて焼くことで、香ばしく、カリッとした食感のグラノーラが出来上がります。ところどころ、ごろっとした塊があるのもまたおいしいです。
材料を混ぜていくだけなので、子どもも手伝いやすく、出来上がりのクッキーのような塊をつまんで食べたり、アイスやミルクと合わせて食べたりしています。
何度も何度もレシピを見ながら作るうち、自分なりのバランスが分かり、材料のアレンジも楽しめるようになりました。
焼いているときから部屋中に漂う香ばしさは幸福な気分にさせてくれます。
「まいにちおやつ」でおやつ作りを楽しもう
「まいにちおやつ」(なかしましほ)は、こどものために買ったのですが、今では自分の習慣のひとつを作るまでなりました。
もちろん、グラノーラ以外のレシピもなかしまさんならではの素朴さにあふれ、大好きなものばかりです。(ピーナッツバタークッキーやチーズスコーンなどなど…)
子どもと一緒に作って食べて、アレンジ加えて、いつしか我が家のおやつレシピになる、そんな楽しみ方のできる一冊です。
わたしはこの本に出会い、おやつ作りが日々の料理のように当たり前になりました。
世の中においしいものは数あれど…手作りのおやつは、安心・安全で格別な美味しさです!
そして経済的、といいことづくめです。
まずは手元に一冊、「まいにちおやつ」(なかしましほ)をおすすめします。