これぞ究極の自己啓発本!「ずっとやりたかったことを、やりなさい」

こんにちは。香です。

夫と3歳・6歳の娘たちと暮らしています。

今日はおすすめの本について紹介します。

タイトルにもある通り、「ずっとやりたかったことを、やりなさい」(ジュリア・キャメロン)という一冊です。

ずっとやりたかったことを、やりなさい。新版 [ ジュリア・キャメロン ]

この本を読めば、何か始めたいけど、何をしたらいいのか分からない。

という人も、きっと何かを始めることができます。

私の場合でいえば、この本を読んでから、真剣に絵と文章に取り組むようになりました。

本の紹介といいながら、ほとんど自分の話になると思いますが、よろしければお付き合いください。

ずっとやりたかったことを、やりなさい」を手にしたきっかけ

きっかけは、中田敦彦さんのYoutube大学の動画でした。

彼はたくさんの本を紹介していますが、そのひとつに本書があります。

正確に言うと、中田さんが紹介したのはこの本の続編にあたる本ですが(購入してから気付きました(笑))。

本紹介の動画は、中田さんが細かく内容を教えてくれるので、いつもならそれで満足してしまいます。

ところが、この本だけは自分で買って読んでみたいと思いました。

多分、その時の自分がとても欲していた本だと瞬間的に感じたからでしょう。

一年半前、勤め先から正職員からパート職員になってほしいと伝えられました。

もともと年間契約で、財政状況の悪化で仕方ないとはいえ、勤続10年目にしての処遇に大きなショックを受けました。

勤務時間も短くなり、有休もない時給制のため給料は半分ほどになりました。

幸い夫の収入があるので、金銭的に暮しが困るわけではありません。

それなのに、ひどく焦燥感にかられていました。

このままじゃいけない、どうにかしなければ、というような。

仕事内容は変わらず、ただ手取りが減ったというだけで、焦り始めたのですからおかしな話です。

転職サイトを眺めて過ごす日々が続きました。

37歳の事務職正社員、そうそうありませんよね。

でも、あるときから、何を必死に事務の仕事を探し回っているんだろう、と疑問がわき始めました。

事務の仕事、やりたくて探してるの?

・・・・・。

そんなときに、この本を読みました。

「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」に期待したこと

まず一度、リセットしようと思いました。

今よりも給料のいい事務職をすることが自分の望みなのかどうか。

もし転職できたとして、それで自分の心は満たされるのか。

これからの人生、先の10年後、自分はどうなっていたいのか。

こうした思いと共に、本書に期待したことは以下のことでした。

  • 今の転職志向を見直したい
  • やりたいことを見つけたい

「ずっとやりたかったことを、やりなさい」のおすすめポイント

この本の最大の特徴は、とにかく読者に書かせることにあります。

読書というより、ワークに近いです。

キーは、「モーニング・ノート」というルーティンです。

モーニング・ノートは、著者が推奨する朝一番の習慣で、A4のノート3ページに自分の思考を書きだします。

パソコンに向かうのではなく、手描きで行う。これがポイントです。

私の考えるモーニング・ノートのメリットは以下のとおりです。

  • 頭がすっきりする
  • 自信が沸いてくる
  • 大切にしてきたこと、していきたいことを再認識できる

  • 頭がすっきりする
  • 書くことで脳内整理されて、すっきりします。

    3ページ行を埋めるのはかなり大変な作業で、2時間弱かかります。

    書く内容はなんでもよく、脈絡がなくても構いません。

    前日の出来事でもよく、その日の予定でもいいです。

    感情があれば付け足し、なぜそう思うのかなど、思いつくままに書いていきます。

    誰にも見せない、自分すら読み返さないお蔵入り決定のノートです。

    書くことがなければ、本の質問に答えて埋めてもいいです。

    本の構成は8週間にわたるプログラムになっています。

    各章ごとにいくつかの質問があり、その答えを自分で考えて書き出します。

    単純な質問ではなく、自分の過去や未来を行き来して答えなければならないものばかりです。

    ただ、答えは確実に自分の中にあります。

    昔の記憶があいまいな私ですが、不思議とプログラムに取り組んでいる間は、過去の扉が開かれるのか、色々なことを思い出すことができました。

    小学生のときの先生や友人の名前、言われて嫌だった言葉、夢中だった遊び、宝物などなど。

    朝できない、まとまった時間が取れない、1ページしか書く気力がない、そんな日があっても大丈夫。

    とにかく8週間の間、モーニング・ノートと真剣に向き合うことが大切です。

    自信が沸く

    モーニング・ノートには、10年後の最高の自分の姿は?といったような質問が多く出てきます。

    既にプログラムを進行中の私は気が大きくなっていますので、本当に自由に書くことができます。

    「好きなものを好きなように描けるイラストレーターになっている」

    「数か月を南の島でのんびり過ごす」

    などなど、今は夢に過ぎないことを、何度もノートに書きました。

    文字にすると不思議なもので、叶えられない夢ではないと思えてきます。

    しかも書くごとに、より具体的に、濃厚な内容で描き出すことができました。

    そして沸々と自信がわいてくるのです。

    大切にしてきたこと、していきたいことを再認識できる

    何か新しいことを始めたい、誰しもそう思うことはあるでしょう。

    他人に憧れたり、何かを見たりしたことがきっかけで。

    でも、先ほども言ったように、 答えは自分の中にあります。

    丁寧に自分の過去・未来を深堀りしていくと、自分が常に大切に思っていることが明確になります。

    私の場合、今も昔も変わらず大切な時間はこちらです。

    • 絵を描くこと
    • 文を書くこと
    • 本を読むこと

    そして、今、これから大切に思っているのはこちら。

    • 地元つくば
    • 子育て中の仲間
    • 人の役に立つこと

    受験勉強や就活、結婚・子育て、仕事・家事に追われ、忘れかけていた大切なこと。

    モーニング・ノートの中で、幼い自分に問いかけ続けると、どれだけ絵や文を書くことが好きだったか思い出すことができました。

    「ずっとやりたかったことを、やりなさい」 を読んでから起きたこと

    プロになれなくてもいい。

    自分の周りの友人・家族に喜んでもらえる絵を描けるようになろう。

    失われた時間の分、これからは自分の好きなことに精一杯打ち込もう

    そう思えるようになりました。

    家族が起き出す前の朝の時間や、パートになってできた1時間をお絵描きとブログに使います。

    先のことは分からないけれど、今はただ大切な友人にプレゼントする気持ちで絵と文章を書いています。

    ただ一つ確かなことは、正職員だった一年前よりも、毎日がとても充実しているということ

    日々、インスタやブログの運営方法を学び、絵のレッスンも始めました。

    • 子育て中の人の役に立つ絵と文章を書くこと。
    • 地元に貢献すること。

    これが今の私のやりたいことです。

    よくいう「ピンチをチャンスに」ではないけれど。

    あのときパート勧告されてよかった、そう確信できるように続けていきたいです。

    「ずっとやりたかったことを、やりなさい」をおすすめする人

    「子育てがひと段落したら」「老後の楽しみに」…やりたいことを先延ばしにしていませんか?

    そんなあなたに本書をおすすめします。

    日常の傍らでも、準備だけでも、やりたいことがあるなら、今から始めてみてほしいです。

    その足掛かりに、本書をぜひ手に取ってみてください。

    きっとあなたの暮らしをより豊かなものにしてくれるはずです。

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